顎関節症 楽器演奏者

顎関節症と楽器演奏者の比較研究を読んで

先日の兵庫医大の研究は中学生グループの大掛かりな発表でした。
幾つかデータがネットで紹介されていました。
徳島大学歯学部歯科補綴学第一講座の2010年の調査がありました。

 

 

徳島大学歯学部歯科補綴学第一講座

 

楽器演奏と顎関節症との関連についてのアンケート調査と検討がありました。
https://www.jstage.jst.go.jp/article/gakukansetsu1989/9/1/9_1_92/_pdf

 

 

音楽学部 (366名) と一般学部 (191名) の全学生を対象

 

 

演奏楽器の種類
顎関節症の臨床症状の有無
各種既往歴

 

音楽学部学生をの演奏に
・口を使用する口使用群 /声楽や管楽器など(116名)
・口を使用しない不使用群 /鍵盤楽器, 弦楽器や打楽器など(250名)
に分けて検討した。

 

ざっくり分けてみると

 

1. 口使用群では, 4年生で顎関節症が著しく増加しした
2. 口使用群の複症者の割合は, 声楽を専攻する学生で有意に高く, リード楽器では複症者や3徴候を全て保有する重症者の発生がなかった。
3. 楽器演奏全般が顎関節症と関連を持つ訳ではなく, 声楽において関連性の高いことが示唆された。また, 口使用群ではBruxismがあると顎関節症を誘発する可能性の高いことが示唆された

 

 

徳島大学・歯学部の研究

 

 

1999年〜2002年の研究です。
大掛かりな研究です。
https://kaken.nii.ac.jp/ja/grant/KAKENHI-PROJECT-11671938/

 

 

徳島文理大学音楽学部(延べ1834人,以下,音楽学部)
徳島大学医学部栄養学科と徳島文理大学家政学部管理栄養学科
(延べ2736人)
同大学家政学部児童学科と家政学科(延べ2629人)
徳島大学歯学部(延べ1043人)

 

 

4グループの1?4年生を対象

 

 

前の研究と同じで
・口を使用する口使用群 /声楽や管楽器など
・口を使用しない不使用群 /鍵盤楽器, 弦楽器や打楽器など2つに分けて検討比較。

 

 

結果

 

・口使用群と手使用群との間で専攻楽器の違いによる顎関節症状の罹患率に大きな差はない
・楽器の累積演奏時間においてプロの演奏家と大学生では非常に大きな差があり,大学生の段階ではいまだ発症に至っていないものと推察された.

 

 

 

 

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